ハードロック、時々ソフトカバー

心模様は雨のち晴れるでしょう。

社会の3軍の恋愛模様

日本という国に住んでいると社会のヒエラルキーみたいなのが克明に主張されていることを自覚する。

その代表格として「陽キャ」「陰キャ」「パリピ」「オタク」などといった言葉がある。

ヒエラルキーといっても「陽キャ」「パリピ」は聖職者とは程遠い生活を送っているのだが。)

 

明らかに自分は「陰キャ」(というよりも「変人」)の部類であるが。

そんな「陰キャは恋愛してはならない」「3軍は3軍なりに振舞え」みたいな枷が囚人が足に付ける鉄球のように僕の心に付けられている。だから人に関して無関心を貫こうとするのだろう(「結婚と怒りと無関心」参照)

 

だからこそ、生きる意味を他に向けて出来るだけ目線を恋愛から遠ざけようとしている(しかし、このようなテーマを書いている時点でそれはできていない)。

花の大学生活を夢見ていたが、結果として出会いもないしいい人にも出会えてない。予定としては今彼女と一緒に勉強して論文書いてる筈だったが、それは夢のまた夢。一人で図書館に篭り、サルバドール・ダリや当時のシュルレアリストについて延々と調べるだけ。どこをどう間違ったらこうなる?キャラ作りの段階?本当の自分は隠して「変人」キャラでやってきたからなのだろうか。実はマーティ・マクフライのように(実際に「腰抜け」と言われたら単に凹むだろうが)臆病で好きなことやものに対しては徹底的に調べたりやり尽くすような「オタク」気質。ソウルナンバー33番、超宇宙人(だから宇宙人とかオカルトに興味を持ったのか!納得!)。

だが、それを見抜いている人はいるのか?見抜いている友達はただ一人だけだと確信している。

 

 

 

「3軍は狭く暗い四角い容器か何かにぶち込まれて生きればいい。」

陽キャ」「パリピ」はクラブで女の子を引っ掛け、「陰キャ」「オタク」は家から出るな。

 

社会からそういう風に通告されている気がしてならない。それが社会の常識だと思い込んでいる或いは無意識的に考えている。そう感じざるを得なく狭まった社会。風通しの悪い世の中。閉塞感。

 

ここまで書いてわかった。俺、「めんどくせぇヤツ」だ。何かにつけて考え込む。めんどくせぇよ、俺。

めんどくせぇからモテないんだよ。

 

3軍はここまで考えないと恋愛できないのよ。しんどいのよ、フリーな状態は。