ビールと担々麺
こんばんは。
今日はバイトでした。バイトが終わり、バスに揺られながら帰る道中に疲弊したマイボディは必然と何かしらの食べ物を欲していた。バス停から家まで約5分。溢れ出るアパタイトを抑えつつも歩く、歩く。帰宅してからはとにかく何かしらの食べ物を探す。冷蔵庫の中、何もない。お菓子のストッカーの中、何もない。
いやぁぁぁぁ!!!
家中に僕の絶叫がこだました。僕しか家にいなかったのが幸い。何か食べたいから、コンビニかスーパーに行くしかない。
はぁぁぁぁぁ…
次は人生史上出したことのない盛大な溜息が漏れでていた。というのも、コンビニ、スーパーともに徒歩5分の立地にある。どっち行こうか迷いに迷った挙句、コンビニを選んだ。冷食がおいしいで定評のあるセ○ンイ○ブン。当然コンビニまでの道中の足取りが重い。まぁ、DQウォークできるからいいか。
そんな話はどうでもいいんですよ。コンビニに着いて、まず冷食コーナーにGo。疲れてるから、すすってるだけで腹に溜まる麺類を物色。
おっ?担々麺があるじゃないか。
僕を知っている人は無類のラーメン好きであることを知っていると思うが、中でも担々麺には目がない。迷わず担々麺を手に取る。
担々麺だけだと物足りないかねぇ?
そう思った僕は冷食コーナーの近くにあるアルコールコーナーに目をやった。というか、必然的に目に入ってきた。一際目立っていたのが静岡麦酒。白と青のラベルは意外にも印象的。無意識のうちにそれを取ってレジに並んでいた。アントマンに出演していたマイケル・ペーニャみたいな風貌の店員さんが気だるそうにレジを打つ。それにちょっと苛つく僕。早く帰って担々麺とビールを楽しみたいという気持ちも相まったからかな?
そんなこんなもあり帰宅。早速鍋と水を用意し、担々麺のパッケージを開封する。
そうじゃん。水を沸騰させなきゃじゃん…
めんどくささが勝りかける。でも食べたいんだ!愛しの担々麺を!強火にして沸騰を今か今かと待った。グツグツ煮え立ってきた。よし、今だ。投入!投入したはいいが、何分煮込めばいいかパッケージを見ていなかったため、時間を確認。
今から4分。長ぇなぁ、おい。よりにもよって4分かねぇ?!今まで食べてきたカップ麺や袋麺に比べるとなんとまぁ中途半端な時間設定。何故に4分。3分か5分にせぇ!!!この麺は中細麺だからか?ちょっと生麺ぽい感じだから、カップ麺みたいなパリッパリの麺よりも煮込まないといけないのか? にしても4分は中途半端。
こんなこと思いつつ気づいたら4分経ってた。暇な男だね、僕は。
漸く食べられる!待ってましたと言わんばかりにビールを開け、一口目を楽しむ。
やっぱり疲れ切った体にはこれでしょ!!!
もう、おっさん化完成。
「え、担々麺食べないの?」と思った方、まだまだですね。担々麺は焦らして食べるのが一番美味しいんですよ、これが。そして、待ち望んだ担々麺。思いっきりすすった。
うめぇ…うめぇぞ、セ○ンイ○ブンの担々麺。
今までにないくらい無心に麺をすすった。その間にビールを挟む。至福の時。担々麺の絶妙な辛さとビールの喉越しが疲れ切った身体を回復させていく実感があった。食べ終わった後の満足感。
疲れ切った時のビールと担々麺ってベストマッチなのね。組み合わせ界のKとJ(MIB知らない方、すみません)。
では、また。